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飛騨牛銘柄推進協議会30周年記念式典・祝賀会で決意新たに

2018年03月27日

畜産販売課

飛騨牛銘柄推進協議会は、消費者に喜ばれるすぐれた銘柄牛の生産、肉用牛経営の安定、飛騨牛の販売普及促進および本県肉用牛の振興を目的に設立し、今年1月で30周年を迎えました。それを記念し、2月21日に岐阜市内で記念式典と祝賀会を開催。飛騨牛指定店や登録農家、行政、関係機関など約200人が出席し、飛騨牛ブランドの今後のさらなる発展へ決意を新たにしました。

飛騨牛30年の歩み

同協議会は、飛騨牛の生産、流通、販売などを担う団体やJAなど計9団体で組織し、1988年の1月に発足。飛騨牛の普及や販売促進に努め、2002年と2007年の全国和牛能力共進会ではともに肉質日本一に輝くなど、ブランド力を高めてきました。その一方で、口蹄疫やBSE、東日本大震災にともない発生した放射性物質による風評被害など、幾多の困難を経験しましたが、そのたびに関係者一丸となって乗り越えてきました。
飛騨牛は、発足当時の1,200頭余りから今や10,000頭を認定するまでとなり、香港やタイへの輸出など海外進出も果たしています。

協議会を代表してあいさつする足立会長

式典では、早川捷也副会長のあいさつに続き、足立能夫会長(JA全農岐阜運営員会会長)が協議会を代表して、これまで携わってこられた諸先輩方や関係者、故大池裕会長に深く敬意を表し、「今後も飛騨牛が優れたブランド牛として歩みを進めるため力添えをお願いしたい」と謝辞を述べました。その後、映像で30年のあゆみを振り返りました。

販売指定店と認定登録農家に感謝状を贈呈

飛騨牛の振興に、流通・販売と生産において尽力した功績をたたえ、足立会長から販売指定店と認定登録農家に感謝状を贈呈しました。

感謝状を受け取った販売指定店の方々

感謝状を受け取った認定登録農家の方々

続いて、古田肇岐阜県知事、村下貴夫県議会議長、河内幸男農林水産省東海農政局次長から来賓祝辞をいただきました。このうち古田知事は「20周年の時には、全共でのグランプリ2回連続で、日本一と胸を張っていました。この10年はさらに世界の飛騨牛へと香港を手始めに手さぐりで皆さんと汗をかいてきました。ミシュランの星のついた店でも取り扱ってもらえ、フランス大統領も飛騨牛を召し上がっていらっしゃいます。これからの課題としては、県産品の食材のGAP取得が上げられます。東京オリパラの関係者を集めたキャンペーンでは飛騨牛に長蛇の列ができており、ますますブランド力を高めていきたいと考えています。そして日本一の奪還という意味で戦略会議を本日スタートしたばかりです。これから次の30年、あるいは100周年を迎えるにあたり県を代表するトップブランドとして世界で輝くことを祈念します」と協議会の発展と更なる飛騨牛の名の躍進への期待を述べられました。来賓の紹介と祝電披露の後、熊崎金良副会長からの閉式の辞を以て記念式典は終了し、会場を移して祝賀会を行いました。 祝辞を述べる古田知事
関係者で行った鏡開きの様子


祝賀会では、足立会長の開宴の辞に始まり、壇上で来賓、主催者が晴れやかな顔で盛大に鏡開きを行いました。続いて駒屋廣行飛騨ミート農業協同組合連合会代表理事会長の発声とともに出席者が高らかに乾杯を行い、30周年の記念ロゴをあしらった枡で祝いの酒を堪能しました。また祝いの舞として、岐阜大学よさこいサークル騒屋から2曲が披露されると、会場はその舞に引きこまれ、終わるやいなや盛大な拍手に包まれました。出席者の中には、久しぶりの再会や表彰をたたえあう姿が見られ、この30年の労をねぎらいあい次の記念周年に向けて英気を養いました。
同協議会は、30周年という節目で決意を新たにし、40周年に向けて、今後の全共や東京オリパラなどを通じてより一層の生産力向上に向け取り組んでいくとともに、消費地でのPRや海外輸出を通して世界中へと販路を広げることで、トップブランドとしての飛騨牛のブランド力向上に取り組んでいきます。