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「仲卸・カネ井青果×JA全農岐阜トップ対談」 県産青果物の販売拡大向け意見交換

2020年06月17日

園芸販売課

対談するJA全農岐阜の西村県本部長(左)とカネ井青果の藤井社長(右)

岐阜市の青果仲卸・カネ井青果が同社初の小売店としてJR岐阜駅構内で営業している八百屋「カネ井青果 アスティ岐阜店」の閉店を前に、同社の藤井雅人社長は同市のJA会館でJA全農岐阜の西村寿文県本部長と対談しました。出店による成果や今後の展望、要望や期待について語り合いました。

藤井社長
令和2年7月31日をもちましてJR岐阜駅の「カネ井青果アスティ岐阜店」を閉店することになりましたので、そのご報告とお礼にお伺いさせていただきました。岐阜の玄関口で、県産青果物のアンテナショップとして、地元の素晴らしい青果物を消費者に幅広く知っていただいて、食べていただいて、それが産地の活性化にもつながると信念をもって営業して参りました。7月31日の閉店を惜しむ声は、消費者からも産地からもたくさん寄せられています。ここまでご支持いただける八百屋に成長できたのも、西村県本部長をはじめJA全農岐阜さんのバックアップがあったからこそです。本当にありがとうございました。

西村県本部長
こちらこそありがとうございました。岐阜の玄関口で、県産青果物をしっかりアピールしていただきました。商品は青果仲卸の目利き力も活かされていて、藤井社長や仕入担当の方が納得できるものだけを販売していたからこそ、いつ来ても野菜の鮮度が良く、果物はどれもおいしかったです。値段のつけかたも日々変動する相場を反映した正しい価格を岐阜の玄関で見せてもらえる店でした。正直、閉店するのは寂しいです。

藤井社長
飛騨フェアや岐阜いちごフェアなど、アンテナショップを持つことで生産者や産地とフェアの取り組みをストレートにできるようになりましたし、お客様の反応を直に感じることで気づくことが多くありました。青果仲卸の新しい機能として必要不可欠であると確信を持つことができました。

西村本部長
今後も県産青果物のおいしさをお客様に伝えるとともに、自社で培ったノウハウを量販店にも繋いで、産地の取り組みや生産者の思いも届けてもらえるような流通にしてほしいです。カネ井青果さんに期待しています。

藤井社長
かしこまりました。年内に名古屋市と豊橋市に出店する予定で、今後も県内外へ県産青果物をどんどんPRと販売をして参ります。そのためにはJA全農岐阜さんのお力をお借りしなければなりません。県産青果物をもっと集めて売ることに力を貸していただきたいです。これからもご協力をよろしくお願いします。

岐阜県産青果物の販売拡大に向け、握手を交わす藤井社長(左)と西村県本部長(右)

※アスティ岐阜店は、2017年10月に駅のバリアフリー工事が始まるまでの期間限定で開店。店舗面積は僅か24坪で冷蔵庫もバックヤードもないが、「自分たちが買いたいと思うものを揃えよう」と仲卸として磨いた目利きを生かし、鮮度と味にこだわって、毎日売り切りで販売してきました。地元仲卸として県内産地のPRにも取り組み、岐阜の玄関口で県産青果物のアンテナショップとしても機能。店員が消費者に商品を薦めたり、旬や調理方法を伝えたりする対面販売でファンを増やし、多い日で県内外から2000人以上が訪れるようになりました。リピーターも多く、7月31日の閉店を惜しむ声も寄せられています。
今後は、アスティ岐阜店で培った小売りのノウハウを生かし、すでに出店している大垣市のJR大垣駅と愛知県春日井市の高蔵寺駅の店舗を運営されます。また、年内には愛知県名古屋市と豊橋市にも出店予定です。